犬の飼い方について
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犬を飼うときの注意点

 

犬を飼うということ

 

犬と暮らすために何が必要か考えてみましょう。

「愛情」「餌や飼育する場所」「しつけ」。どれも大事なことですが、これだけでは犬と末永く暮らしていくことはできません。

 

■お金が掛かるということ

飼い主が健康管理をきちんと行わなければ、犬が健康に生きていくことができません。具体的に例を挙げると、「狂犬病予防接種」(法的に義務付けられています)、その他伝染病の予防接種(混合ワクチン)、フィラリアの予防薬の投与、避妊手術や去勢手術などがあります。 これらの健康管理には、そう「お金」が必要です。そう考えると一番必要なものは「お金」かもしれません。
 
犬が健康に暮らしていたとしても、年間予防費用だけでも数万円かかります。ましてや、病気やケガをした場合は数十万円かかってしまうかもしれません。残念なことに国に「犬の健康保険」はありません・・・。 飼い主になる責任として、そういう状況に対する覚悟は必要です。

 

 

犬と暮らしていくために

 

「犬を飼う」ということは、育てることを楽しむというよりは、一緒に生活をして共存していくという楽しみがあり、それが醍醐味でもあります。一緒に生活をするためにまず、犬という生物について理解をしておく必要があります。

 

■犬の性格

犬は、本来群れを作って生活する動物であり、横より上下関係が重視される世界に住む動物です。そのような習性を持つため、「運悪く!」頼りない飼い主をもってしまった犬は「私が群れを率いなきゃ!」とがんばってしまうことになります。これがいわゆる「権勢症候群」といわれる状態です。

「犬に散歩させられている飼い主」、「縄張り意識が強く人を警戒、吠える犬」などを見かけたことはありませんか?このような一つ一つのことが要因であり、また結果でもあります。 つまり、飼い主がリーダになれず、飼い主が犬に飼われている状態です。

これから、一緒に暮らしていく以上、犬との関係をしっかり築いておかなければ、何らかの支障が生じてきます。その点からも、最低限の「しつけ」は必要になってきます。

 

■しつけ

犬のしつけというのは、初めて犬と暮らしていくという方には少々難しくとまどうこともあるかもしれません。 最近では、「ホームページ」、「本」等から容易に情報を共有できますし、「しつけ教室」に通うというのも一つの手かもしれません。ただし、犬を「しつけ教室」に預けるのではなく、飼い主も一緒に「しつけ教室」で「正しいしつけ方」を学ばなければ効果が激減します。やはり、プロに「犬のしつけ方」を習うのが一番近道であることは間違いないでしょう。

一つ心して欲しいことは、「犬と暮らしていくということに近道はない」ということです。 犬のしつけは一生の問題です。

 

本院でも「子犬のためのしつけ教室」を開いております。興味のある方、参加されたい方は是非お問い合わせください。このホームページでも随時、内容を紹介していきます。(犬のしつけ講座

 

 

良いリーダーになるために

 

犬にとって良いリーダーは安心できて頼れる存在です。
犬に対して飼い主がリーダーであると認識させるためには、まずはリーダーとして正しく命令を出すことが求められますが、従わないからといって声を荒げたり、体罰を加えたりしてしまうと、ただ恐怖心のみが植え付けられ、怯えて命令を聞くどころではなくなってしまいます。絶対にやめましょう。

 

正しく命令を

リーダーは犬に混乱を招かない様、正しく命令を出す必要があります。例えば「雄ワリ」なのか、「スワレ」なのか?「マテ」なのか「オアズケ」なのか・・・。昨日怒られたのに、今日は怒られない・・・等、命令が統一されないと犬は混乱してしまいます。常に決まった行動に対して決まった言葉で、正しく命令を出しましょう。

 

誤解行動に注意

飼い主にとってはなにげない行為でも、犬の社会では重要な意味であることがあります。そのような飼い主の行動によって、犬は家族の中での自分の立場を誤解し、リーダーであると誤解をしてしまうケースが多々あります。犬の行動特性をよく理解し、誤解行動をとらないことが、しつけの第一歩として重要です。

 

 

バランス良い食生活を

 

犬は肉が好きだから、肉だけあげればOK!なんて思われがちですが、犬は肉食動物ではありません。人間と同じように肉・野菜をバランス良く摂取しなければなりません。

 

■ペットフード

栄養バランスを考えて作られた食べ物として「ドッグフード」があり、健康を維持する上で必要な栄養を経済的かつ簡単に摂取することができます。しかし、人間に好みがあるように、犬にも当然好みがあり、飼い主が選んだフードを食べないこともありますので、いろいろなフードを調べ・試して、犬の好むフードをチョイスしてください。 また、水分は人間と同様必ず摂取しなければならない大事なものです。犬が必要なときにいつでも飲めるように、新鮮な水を常に用意しておきましょう。

 

■人間の食事は食べさせない

飼い主が自分の食事を犬に分けてあげる光景を見かけますが、人間にとっては一口でも、犬にとっては「たくさん」になりかねません。また、塩分・糖分を過剰に摂取することになり、腎臓病や糖尿病を引き起こす要因になります。人間の食事はできる限り与えないようにしましょう。

 

主食

●ドッグフード
市販されているすべてのフードが良いというわけではありません。良いドッグフードを選ぶ基準としては最低限
 ※「総合栄養食」の記載がある
 ※成分、原材料、製造年月日が明記してある。
 ※年齢・状態にあわせて適切な栄養バランスを考慮したフードがある
   (子犬用、成犬用、老犬用、ダイエット用など)

副食

●犬用おやつや鳥のささみをゆでた物など

お店に行けば様々な犬用のおやつが売っています。与えすぎると肥満になったりするので、与える量に注意してください。

果物

●リンゴ、イチゴなど

糖分が多いので量に注意しましょう。

与えてはいけない食物

●ネギ類(タマネギ・長ネギ等)
●甲殻類(カニ・タコ・エビ・イカ等)

●牛乳(過剰にあたえると消化不良を起こします)

●スナック菓子・ケーキ等人間の食べるもの
●魚・鳥等の骨(特に鳥の骨は危険です)
●刺激のある食べ物(わさび・唐辛子など)