インコを飼うときのポイント
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 Q&A

 

インコの飼い方

 

飼うときの注意点

 

■ケージについて

いままでの間違った認識で、現在では金アミの鳥かご(ケージ)での飼育が一般的ですが、本来、インコ等を飼育するには、温度が非常に重要です。健康的な鳥で、23〜30度の温度が必要となります。17度以下や33度以上では鳥は弱ってしまいますので注意してください。厳しい話をしますが、日本の気候は鳥の飼育に適しているとはいえません。できる限り、すきま風等がなく、温度が一定となるような環境(部屋の中)で飼育された方が良いでしょう。 温度を保つという意味では、水槽等をケージとして代用されることをお勧めします。

 

■保温について

小鳥は健康そうにみえても、一定の温度を保つということが重要です。小鳥は非常にデリケートな動物で、空を飛ぶためにほ乳類とは異なる様々な違いがあります。一つは平熱が高く、体温保持のためにかなりのエネルギーを消費している点、体を軽くするために、余分なエネルギー(脂肪)を蓄えないという点です。鳥のいる環境全体をあたたかくする工夫が必要ですが、白熱灯などを利用すると良いでしょう。

 

■インコとキス!?

インコ・オウムなどは飼い主に対してキスをしようとしますが、これは絶対に受け入れてはなりません。人の口の中には何億もの細菌が住んでおり、これらの細菌がインコにとって無害であるとは限りません。

また、鳥から人にうつるオウム病という病気があり、発見が遅れれば人の命にも関わる病気です。このような病気を未然に防ぐためにも、インコとキス(口移し)はやらない方が賢明です。

 

■バランス良い食事を

インコの食事といえば、アワ、ヒエ、キビなどのシード系飼料で十分では?と思われがちですが、これは人間にたとえるとごはんだけを食べている状態です。最近になって海外で使用されていたペレットタイプの餌が輸入されはじめました。これは、総合栄養食であり、犬で言うとドッグフードに当たります。ペレットで飼育すれば、栄養的な問題はほとんどなくなります。

また、注意して頂きたいこととして、鳥には腐りやすい物(調理加工食品:ご飯やパン、うどんなど)を食べさせてはいけないという原則があります。

 

主食

●完全栄養食となるのは、ペレットです
 一般に主食として考えられているシード類(アワ・ヒエ・キビ・カナリーシード、ヒマワリなど)は栄養的には炭水化物と脂肪がほとんどで偏ってしまいます。

●ペレットを食べない場合は、むき餌ではなく殻付餌を与える。

副食

●にぼし、ボレー粉(ボレー粉は必ず、一度水で良く洗浄し、熱湯をかけて殺菌し、フライパンなどで乾煎りや天日干し等で良く乾燥さてから使用する)

●人間用総合ビタミン剤(ネクトンSや病院で処方された物などを飲み水に1〜2滴まぜる)

野菜

●カボチャ、ニンジン、コマツナ、ブロッコリーなど

与えてはいけない食物

●果物、ごはん、パン、うどん

●アボガド

●スナック菓子等人間の食べるもの

 

 

健康管理

 

インコ・オウム等の鳥類は、自然界において非常に弱い立場にあります。弱っている素振りを見せれば、外敵に狙われやすくなってしまう。この性質は飼鳥として、人間の環境下で飼育されるようになっても、変わってはいない。それゆえ少しぐらい具合が悪くても、飼鳥は症状を隠す性質を持っています。飼鳥が具合が悪い素振りを見せた時には、かなり症状が進行してしまっている場合があります。

 

●おもなチェック項目

・胸筋を見る・・・ 胸筋が発達していないのは、栄養不足、病気で食欲が無い時、下痢をしていて吸収が悪い時、羽切りをしていて胸筋に負荷がかからない、老齢など様々なことが考えられる。

・羽毛に異常がないかを見る・・・羽毛を逆立てていないか、羽毛が変色していないか、外部寄生虫がついていないかを見てください。
・行動や動作に異常が無いかを見る・・・首をしゃくるような行動、糞をする時におしりをふる、止まり木から落ちるなどの行動を見かけた際は、ご相談下さい。
・便の状態はどうか?・・・便の数、色、形状を観察すれば健康状態が解ります。


健康な鳥は昼間ぜったいにじっとした居眠りをしたりはしません。人に馴れている鳥と馴れていない鳥では差がありますが、人が見ているとわざと平気そうな顔をしますので、物陰からそうっと観察して、居眠りをしていないか調べてみる必要があります。鳥をほ乳類と同じように見ないようにしてください。